【ナチュラルペイント】は、を専門に扱う建築塗装チームです。オスモカラーの正規施工●正規販売を承ります。

ちょっと待ってください!その木部塗装!

自然塗料での木部塗装を専門塗装業者にまかせないで大丈夫ですか?
価格だけで決めてしまっていませんか?


「木部自然塗料は扱いにくい…」塗装業者さんからよく耳にする言葉です。
同じ「塗装業」であるにも関わらず当社にお問い合わせの連絡が度々あります。
建築塗装といっても鉄、コンクリート、プラスチック、木材など…複数の分野がありますから、
塗装業者さんにしても得意・不得意があって当たり前です。

木材には様々な樹種が存在し、且つ加工状態もそれぞれ違います。
「木目を活かした自然の風合い」を醸し出す為に無垢材に自然塗料で塗装するとなれば
木の特性・自然塗料の特徴を理解しなければ難しく、この声が出てくるのは当然でしょう。
分野の違う全ての塗装に完璧を求めるのは、酷なのかもしれません。

<fine wood finish applicator…>

fineとは?… 洗練された、細かい、鋭敏な、元気な…など
わたしたちの商標に記述してある「fine wood finish applicator…」。
仕上がり状態は元より、「木・樹」「自然塗料」「お客様」
そして「わたしたち」に関わるそれぞれの「fine」…。
この「fine」には、木部塗装の「被塗物」「材料」「人」における
わたしたちの「こだわり、想い」が込められています。

<お客様とナチュラルペイント>

木の塗装をお考えのお客様に対し、わたしたちナチュラルペイントは、
次のような立場からお客様とお付き合いできると考えております。

1.As an Interpreter
〜木材と木材用塗料に関するインタプリターとして

技術用語が並びがちな、各塗料メーカー発表のデータ類。
ナチュラルペイントでは、木材専門の塗装チームの立場から
読解(インタプリテーション)し、解説いたします。

またデータ上には現れない様々な情報、たとえば樹種や部位、それぞれの材質により
どんなに万能と思える塗料でも向き/不向きがあり、
材質や塗料によって適した塗り方があるといったことも
木材を専門に扱う塗装業に従事するからこそご説明可能です。

2.As and Applicator
〜木材の価値を高めるアプリケーターとして

木材には、材種や木材の使用目的ごとに適した塗装方法があります。
また塗料によっても塗り方は異なります。
適切な施工(アプリケーション)を行い、お望みの仕上りにより近づけるためのアプリケーター
(=塗装という行為を施す者)として、ナチュラルペイントをご活用ください。

3.As a Lifestylist
〜木のある生活を楽しむためのライフスタイリストとして

ライフスタイルから考える、木の塗装という演出。
反対に「彩り」から見直すライフスタイル。
わたしたちナチュラルペイントは、木の色彩をとおし、
みなさまのライフスタイリングを応援いたします。

<木のあるところ、どこへでも>

わたしたちナチュラルペイントは、木材しか塗装しません。
※木材以外の素材には、素材を熟知した職人をご紹介致します。
しかし、素材が木である限りは日本全国どこへでも、海外でも木の塗装に赴く所存です。

わたしたちは塗装業者ではありますが、あくまでも「木」ありきの塗装業者です。
命を育んだせっかくの無垢材。活かしてあげたいじゃないですか。

使われる木材は何ですか?
内部ですか?外部ですか?
木目を活かす仕上がりをご希望ですか?
クリアー塗装になされますか?
それともカラー着色で均一感が必要ですか?…などなど。

わたしたちは、まずお施主さんに質問させて戴く事から始まります。
お施主さんの満足感を高める事がモットーと考えているからです。

<技術力‐わたしたちの考え方>

木材塗装をより良い結果に導くために、ナチュラルペイントは、スタッフ一人ひとりの技能向上を
常に念頭に塗装工事に望んでいます。

ただ、現実的に職人の腕だけではお客様の望む結果、ひいてはベストな結果を出せないのも事実です。
良い結果を得るための塗装行為について考えてみます。

わたしたちナチュラルペイントが考える、「よい結果を導く塗装」のための3本の柱とは?

スタッフの力量(技術・経験)は、「人」の部分にあてはまります。
この要素は全体のごく一部の要素にすぎません。
少なくとも他にも2要素、大切な事柄があると考えております。

「よい結果を導く塗装のための3本の柱…」

まずは、スタッフの力量(技術・経験)である「人」。
この要素は全体のごく一部の要素にすぎませんが、他の2項目を活かすには、重要な項目にもなります。

「被塗物」…「塗装を被る物」」書き、そのまま「ヒトブツ」と読みます。
ナチュラルペイントの仕事では「木材」がこれにあたります。

被塗物の特徴をあらかじめ知っていること、つまり木材に関する知識をあらかじめ持っていることで
塗装作業の失敗を未然に防ぐことが可能となります。

たとえば「この木にはこの塗料は塗らない方がいい」とか「この木には今はこの塗料を塗らず、
 もうしばらく木を寝かせてから塗った方がよい」など、
被塗物に関する経験と知識から導ける判断があります。

「材料」…塗料や、刷毛などの道具を指します。

生き物の産物である木材は金属や合成樹脂、コンクリートとは異なり、「木は呼吸する」とか
「木の部屋は湿度を調整する」、「木の部屋は冷たくならない」などと言われるように、
ある意味「生きつづける素材」と言えます。

そのような素晴しい特徴を損なわないためには、その目的にあった塗料を用いなければ意味がありません。

ナチュラルペイントでは一般的な内装・外装用にオスモカラーを、
水回りやちょっとコダわったインテリア用に漆塗りをご提案しております。
また、どんなに素晴しい塗料を用いても、
きちんと活かしてくれる道具を使わなければ仕上りも悪くなってしまいます。

余談ですが、ほんのわずかな経費を惜しんで道具類をケチる職人の何と多いことか…専用工具には、
それなりのワケがあるのです。

以上の3本柱をわたしたちナチュラルペイントにあてはめると、
「被塗物」=木材、「材料」=塗料にオスモカラーと天然の漆(うるし)を採用し、道具類は、
それぞれの塗料向けに開発されたものや、わたしたちの経験から編み出したもの、
「人」=木についての知識欲が旺盛で木の塗装技術の向上に努めるスタッフ…を指します。

<被塗物と材料との関係>

木材塗装をより良い結果に導くためには、「3本の柱」が必要であるとご説明致しましましたが、
オスモカラーを例に挙げて「被塗物」=木材と「材料」=塗料との相性について触れてみたいと思います。

オスモカラーでの塗装は、塗装が何も施されていない無垢の状態が基本です。

オスモカラーは、無垢の木材に浸透させて塗装する自然塗料ですので
材に何らかの塗料・ワックスが塗られていると基本的に上塗りは出来ません。

まず「無垢材」である事を基本としてお話を進めて参りたいと思います。

一概には言えませんが、木材によってオスモカラーとの相性が悪い場合があります。

「針葉樹の一部・広葉樹の散孔材・大多数が広葉樹散孔材の南洋材」…などです。

これは樹液・油分等の問題や材の密度・硬度によって
塗料が浸透し難い状態が起きる場合や木の導管配列によって
着色ムラが発生し易い場合を意味します。

また、基本的に相性が良いとされる材でも表面の仕上げによって着色ムラが起きる場合もあります。

ひとつひとつぞれぞれに生育環境・状態が異なり加工状態もそれぞれ異なる自然の無垢材に施す
自然塗料での塗装は、非常にデリケートな内容になるのです。

では、それぞれ検証してみたいと思います。

一般的な分類として針葉樹は、葉が針のように細長い樹木で
マツやスギ、ヒノキなどが代表的です。
その多くは冬でも葉を落とさない常緑樹ですが、
メタセコイヤや唐マツのようにまれに冬落葉しないものもあります。

広葉樹は、葉が広く平たい樹木でサクラやケヤキ、ブナなど。
落葉と常緑どちらのタイプも存在します。

南洋材はインドネシアやマレーシア原産のウリン、
南米原産のイペなどに代表される、硬くて重い木材です。
アイアンウッドと呼ばれるウリンは、最近まで輸出が禁じられていたためになじみの薄い木材ですが
密度が高く、強度に優れ耐久性の高い木材として
近年はウッドデッキなどに頻繁に用いられる材となっています。

さて、塗料との相性で大まかに分類すると針葉樹は自然塗料との相性のよい部類には入りますが、
ヒノキやヒバに関しては油分が多いため、着色に際しては顔料が浸透しにくい傾向があります。

針葉樹で色づきの良い樹種としてはスギやマツが挙げられますが、
木材の削り方で仕上がりが異なることもありますし、またマツはマツでもピーラーとかスプルース、
モミの木などは色づけをするとムラムラになる場合があります。
いずれにせよ、サンプルを作成して確認することをオススメします。

広葉樹は、導管の配列によってさらに環孔材、散孔材、放射孔材に分類されます。
導管の配列によって木材の表情は異なり
塗料の着色具合にも直接関係しますから重要な要素となります。
※導管=樹木が水分や養分を運ぶ管

樹液の量や硬度が自然塗料の塗装に不具合を生じ易い傾向にあるのが南洋材です。
タイやインドネシア原産の落葉広葉樹で環孔材のチークは
問題の少ない材と言えますが、磨耗性・耐候性に優れているウリンは、
材の密度が高い為、塗料が浸透し難い傾向にあります。

ところで着色を妨げる悪者のように木材の油分や
樹液について挙げましたが、針葉樹では落葉しない冬でも寒さや乾燥から
軽くて細い枝葉を護るため、南洋材についても高温多湿のなかで虫や微生物から
自らを護るための術なので、責めてしまっては可哀相です。
かわりにこれらの樹種には、クリアー塗装も視野にいれて検討しましょう。

「被塗物」(=「塗り、という行為を被る物=木材)と、「材料」(=塗料)との相性をオスモカラーを例にして
一般的な具体的な樹種を挙げてみようと思います。

◎被塗物樹種別…床
ナラ …着色 Good/クリアー Good
カリン… クリアー Good
※杢が非常に美しい為、着色不必要と考えます。
カエデ…着色 Poor/クリアー Good
カバ …着色 Poor/クリアー Good
ヒノキ…着色 Poor/クリアー Good
スギ …着色 Good/クリアー Good
パイン…着色 Good/クリアー Good

◎被塗物樹種別…一般的な内装材
ツガ …着色 Poor/クリアー Good
アッシュ…着色 Good/クリアー Good
アガチス…着色 Poor/クリアー Good
シナ …着色 Poor/クリアー Good
ヒノキ …着色 Poor/クリアー Good
ヒバ …着色 Poor/クリアー Good
パイン …着色 Good/クリアー Good
ナラ …着色 Good/クリアー Good

◎被塗物樹種別…一般的な外装材
ヒノキ …着色 Poor/耐久性 Poor
スギ …着色 Good/耐久性 Good
ベイヒバ…着色 Poor/耐久性 Poor
ベイスギ…着色 Good/耐久性 Good
カラマツ…着色 Good/耐久性 Good

代表的な例を挙げてみました。
針葉樹の一部に関しては、ヒノキやヒバはクリアー色は問題ないのですが、
カラー着色は要注意です。
これは木材特有の油分に関係します。
実際にこれらの木材の表面に塗料を擦り込みウエス(布きれ)で拭き上げると
着色が芳しくない事が多くの場合見受けられます。
ご自分で試されてご経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

広葉樹の散孔材は、サクラ・カエデなどが挙げられ、
ヒノキやヒバ同様、クリアー色は問題ないのですが、
カラー着色は要注意となり、実際に木材の表面に塗料を
擦り込みながら塗装してウエスで拭き上げると
所々にしか着色が残らず、ムラムラになる事があります。
これも実際にご経験がある方もおられると思います。

南洋材に関しては、数少ない熱帯針葉樹のアガチスは着色Poor。
その他に関しても広葉樹散孔材が多い為、外部で用いる場合には、
着色工程で特に注意が必要な木材と言えます。
塗料メーカーに対してクレームが起きた実例をご説明すると
アパ材にオスモカラー塗装を施した物件で塗装後になかなか乾かず
1ヶ月足らずで雨によって流れてしまったケースがあります。

木材塗装をより良い結果に導くための「3本の柱」について、ご説明致しましたが
「被塗物」=木材と「材料」=塗料の2点を活かすのは、やはり3本目の柱である「人」です。

塗装スタッフの力量(技術・経験)が必要なわけですが、
塗装する技術だけでは不充分です。

「この木にはこの塗料は塗らない方がいい」とか「この木には今はこの塗料を塗らず、
 もうしばらく木を寝かせてから塗った方がよい」など、
被塗物に関する経験と知識から導ける判断が重要になります。

塗装の技術と同様、またはそれ以上に「被塗物」=木材と
「材料」=塗料との相性を適時判断できることが大切ですし
それを塗装前に説明する姿勢が大切だと考えます。

それは、お施主さんご自身や設計に携わる設計士さんに
対して行う、コーディネーションであり、インタプリテーションという行為です。

設計の木材選定の段階で可能であれば、木材選定→塗料の選択の順序ではなく、
自然塗料との相性を考慮した数種類の木材で「限界見本」を作成、検討される方が、
より良い仕上がりをご提供出来ます。

杢を活かす自然塗料塗装において塗料が浸透し難い材の場合、
木材の選定には慎重になられた方が懸命であり、
「限界見本」の作成は、重要な判断材料になります。

ナチュラルペイントでは、塗装前の設計の段階で材の選定からタッチさせて戴くのはこの為です。

ぞれぞれに生育環境・状態が異なり加工状態もそれぞれ異なる自然の無垢材。

自然塗料での無垢材への塗装は、非常にデリケートで奥が深いのです。

<より良い木部自然塗装とは?>

ナチュラルペイントではお施主さんの満足感を第一のモットーと考えております。

その、私たちの考える、お施主さんの満足感とはなにか?

自然塗料での木部塗装は、木材の種類によっては相性の良くないものがあるとご説明しました。

しかし、設計の段階で仕上げを熟知したうえで木材を決定するケースは残念ながら少ないのが現実です。
ほとんどの場合、木材を選び、かなり後になってから木材の仕上げ方法が検討されます。

では、木材仕上の段階で、ある塗料と相性の悪い木材への
塗装をしなければならない場合、どうすればいいのでしょうか?

ナチュラルペイントでは、まず技術力でカバーする事を心掛けます。
それはお施主さんのご要望に最大限近づける様、
塗料の選定から塗り方まで持てる力を発揮する事に尽きます。

但し、相性の良い材の仕上がりと比較するとどうしても見劣りする事は否めません。

ではどうするか?

ここで大切なのは、ご依頼主との事前の打ち合わせを、「限界見本」のコンセプトをもとに
塗装サンプルを作成し、提示したうえで以後の方向性を決定することにつきると考えます。

そして「このケースだとこの様になります」と、見栄えが悪い仕上がりでも、
正直に個々の塗装ケースの限界をご説明します。

これをしないでいきなり塗装に入り、「イメージと違う」と満足出来ずに
クレームになってしまう業者さんの尻拭いをどれだけしてきたことか…。

余談になりますが、このようなケースではお施主さんから直接
ご相談いただくケースが多々あるほか、塗料メーカーからご相談をいただくことが多々あります。
不具合を生じた業者は自らを省みることなく、原因を塗料のせいにする。
それに腹をたてても大っぴらに批判できない立場に置かれるのが塗料メーカー。

話がズレましたが、クレーム時の助っ人としてナチュラルペイントは
これまでに幾度となく出動してきましたが、それらのほとんどが
お施主さんと塗装業者の事前の段取り不足によるものです。

ひとつには、塗装業者の営業担当者が「被塗物」と「材料」との関係を
熟知していないか、ひどいケースでは、それらの関係をまったく無視する姿勢。
ふたつめは、実際の工事現場の状況を把握していない事。
営業マンたるもの、自分の現場の進行状況は最低限把握したいものです。

相性が悪く、物理的に難しい塗装内容でも「大丈夫ですよ」「出来ますよ」「お任せ下さい」など
安請け合いして塗装するケースが本当に多いと思います。

ナチュラルペイントでは、事前打ち合わせの際にご納得戴けなければ、無理に施工には入りません。
満足感を持って戴けなければ意味が無いからです。

「お役に立てずに申し訳ありません」と誠意をもってお断りしております。

時間を掛けて打ち合わせをして、正直にご説明申し上げれば、
「ちょっとムラがあるけれども味があってなかなかいいな」とか
「仕上がりはこういう風だけれど木部は保護したいからお願いするよ」
といったご依頼に進展する事も多いのです。

カタログ通りの仕上がりが、最良なのか?

いいえ、決してそうではなくお施主さんに納得していただき、
満足感をもって戴ける事こそが最良だと思います。

無垢の木材を相手にしている自然塗装では、毎回同じ仕上がりになる事は、まずありません。

だからこそ、日々勉強の毎日であり、奥が深いからこそ追求し続ける価値を見出せ
お施主さんのみならず、我々も「作品」に満足出来るのです。